カルティエを買った理由 >> 祖父の形見のカルティエライター

祖父の形見のカルティエライター

私は今から約10年前までたばこを吸っていました。打合せが多い仕事のため、1日1箱は吸っていました。

 

喫煙時代、私が大切に使っていたのはカルティエのライターで、居酒屋などにたとえ置き忘れて帰ってきてしまっても、必ず取りに行くほど大切なものでした。このカルティエのライターは、私の亡くなった祖父の形見としてもらったからです。

 

祖父は95歳で亡くなったのですが、亡くなる間際までたばこを吸っていました。その時に大事に使っていたのがこのカルティエのライターなのですが、まだ会社員として働いていた頃に買ったらしいのです。

 

祖父は小学生しか出ていないのですが、お茶組から働き出し、最終的には地元有名企業の専務にまでなった人でした。

 

普段はわりと質素な暮らしを好んでいましたが、一点豪華主義的に自分の気に入ったものはお金を惜しみなく使う様はすごく粋で、財布や散髪代、服や靴にはとことんお金をかけていました。

 

祖父は今生きていれば、110歳ほどなのですが、そうした年齢でカルティエのライターをもっていた人というのは、とても珍しかったのだと思います。今でこそ地元にもカルティエのショップもあり、ネットでも自由に買えますが、その当時はどこで祖父が購入したのかはわかりません。

 

考えるといろんな思い出が詰まっていそうで、とても大事なライターなのです。